2012年5月7日月曜日

プロの演奏者になるには?(長文

プロの演奏者になるには?(長文

中1女子です。

部活でホルンをやってます。

自分で言うのも変ですが、それなりに上手だと思います。

ピアノも幼少期からやっているので多少音感はあると思いますし。

でもまだまだ未熟者ですからこれから沢山練習をつんで

将来はホルニスト(?)になりたいと思っています。



表現力や、技術の面などは取り敢えず置いておいて、

プロになるにはこれからどういう道を歩めばいいのでしょうか。

高校は音楽専門があるところ?

それともそんなのは音大に入ってからでいい?

まったくわかりません。

あと、どれくらいお金はいるでしょうか。

売れっ子かそうじゃないかで著しく変わると思いますが

平均で結構ですので教えてください。



これからはちょっと別のお話ですので

回答していただいても、していただかなくても結構です。



私はチェロもやりたいと思っています。

楽器は違いますが、ヴァイオリンとコントラバスならある程度できます。

コントラバスは部活でも第二の担当です。

もし私が天才的な音楽的才能を持っていて、どんな楽器でもプロまではいかなくても

しっかり吹ける、弾ける、叩けるんでしたらチェリストも目指したいのですが

残念ながらそんな才能は持っていませんので出来そうにないです。



でもやっぱりやりたいです。

ホルンとピアノとチェロ、両立できる自信はあるのですが

こんなにやっていたら本命に磨きがかけられなくなりそうです。

どうしたらいいんでしょうか。

チェロは、まだやると決めたわけではありません。

もし音専の高校に行かなていいなら

弦楽部に入ってやろうと思っていただけです。

ホルンは地元の吹奏楽団に入ってやるつもりです。



さて。

長くなってしまいました。

狭き門とは思いますが熱意はあります。

ですので、教えてくださいです。







プロを目指すならとりあえずホルンの先生について音大へ入る所からです。入りたい音大の講師にレッスンを見て貰う事が大前提になります。普通科高校からでも音大には入れますが、受験対策を考えると高校も音楽科へ入っておいた方がよいですね。授業で副科科目の練習もできるか、普通科で授業後にレッスンするかではどうしても差がでますので。もっとも音楽科も欠点があって希望の所を受験させてくれないとか色々複雑ですが・・・。



ホルンでプロというとオケ所属になるでしょうね。国内の楽団に関して言えば最低でも大学の首席奏者にはなっておかないと話になりません。何しろ楽団の募集枠が狭い所へ全国から首席クラスが集まるわけですから。大学生対象のコンクールで入賞できないようではまず無理と考えて良いと思います。



掛け持ちについてですが、そんな暇があったらホルンの練習をしましょう。プロを目指すのならそれなりの音大へ入らなくてはいけないので、受験対策をするためには普通科高校へ行った場合は部活動なんてやってる暇なんてありませんよ。ホルン+ピアノ+ソルフェージュのレッスンを受けただけで最低週3日潰れてしまいますから。地元の吹奏楽団?そんな物受験では何の役にも立ちません。プロ奏者がいてレッスンを見てくれたり大学の講師がいてコネを作れるなら話は別ですが。高校の吹奏楽部なんて問題外です。例え団体のコンクールで全国出場しても個人としては何の評価にもなりません。楽団での練習や演奏は受験対策とは全く別物であると認識してください。



それから子供の夢を壊すのもアレですが必ず出てくる問題なので書いておきます。熱意も必要ですが一番必要なのは親の金です。それなりの楽器(ホルンだと50万くらい)は当然として、レッスン料だけでも最低年間20万くらい(月2回で)。地方の場合は更に交通費が加算。また普通科高校に行くならピアノとソルフェージュの分がさらに加算されます。これに入学を希望する大学のセミナー受講にかかる費用。また大学に入学した後の生活費(特に家賃)。そういった事を含めて一度ご両親と話し合いをすることがまず最初にやるべき事だと思います。趣味でレッスンを受けているのとはお金のかかり方が全く別と認識してください。一般的なサラリーマン家庭では少々厳しい状態だと思います。



厳しい事ばかり書いていますが、管楽器でプロ奏者になるのは本当に大変です。それでも進むという意志があるのでしたら頑張ってください。








チェロ奏者を目指してみたらいいのでは?



ホルンに比べてかなり競争率は低いです。

プロだと最低200万以上のチェロが必要ですがお勧めです。



チェロは遅くから始める人が多くピアノ、ソルフェージュなど皆苦手なので

出来なくても入学出来たりします。







はじめまして。趣味でホルンを吹いているオジサンです。学生時、「君は趣味で楽しくやった方がいいだろう」とレッスンしてくださった先生(在京オケの奏者)に言われ(^^;、それから早数十年、今も社会人オケで楽しく吹いています。



当時、ホルンで音大受験を目指す方々のレッスンはすさまじく、「大変だな..」と思いながら自分の楽しいレッスンを待っていた記憶があります。私は趣味で!ということなのでレッスンも楽しいものでしたから。受験を目指す方は北海道等、各地から東京の先生宅に来ていました。





娘が4月から音高(Vn)に進みますが、Vn以外に、ソルフェージュやらピアノ等、受験対策は大変でした。すでに中1とのことですから、もし音高を目指すのであれば、相当な努力が必要かと思います。時間がありません。また学科試験も近年は重要視されています。



桐朋女子も最近は国数英の学科試験もしっかり得点できないと楽器技量がよくても不合格になる場合があります。過去の入試問題をじっくり検証しなければなりません。なかなか難しい問題でしたよ。



お金は、やはり相当かかることを覚悟しなければなりません。ウチは裕福家庭ではないですから、もう大変ですよ(^^;。もし本気で目指すのであれば、それ相応の先生に習わなければなりません。ホルン、ピアノ、ソルフェージュ..。各先生のレッスンは1回1時間で2~3万程度です。



学費等は各校のHPに載っていますので、調べてみてください。





あなたが本当に音楽に進みたいのであれば、親とよく相談することでしょう。



私は趣味で楽しくホルンを吹いていますが、これも音楽とのつきあいの一つの方法かと思います。







浮気はやめて、今すぐホルンの先生を捜してレッスンを受けてください。

話しは全てそれからです。



1歩1歩進みましょう。



目標ははっきりしてますから。







ロックやポップスの方ならまた違う回答なんですが。

率直に音大が一番の近道だと思います。当然、みんな学校や地域で一番の人が集まってきます。特に一流と言われてる大学になればなるほどそうです。講師の先生方も皆プロとして活躍してる方が多くいます。



桐朋学園の音楽の学科などならまさにそういう感じだと思います。実は僕の友人の兄弟が桐朋学園出身なのですが、やはり先生も生徒も、才能と技術のある人が沢山いて、いい刺激になったそうです。先生方も卒業してすぐプロとしてやっていける最低限の力をつけようと必死ですしね。もちろん、それだけに厳しいですし、途中で辞めていく生徒さんも相当数いるそうです。あと、音大系はみな学費がどえらい高いです。

そして音大を目指す方は当然ながら高校でも音楽の学科のあるところや専門の講師の方のレッスンをうけています。



あと、これはポップスもクラシックなども同じ事が言えるんですが

音楽的な才能や技術もプロの世界では前提でしかありません。当たり前ですよね、皆「上手い」「才能がある」と言われてきた人たちなのですし。もちろんプロを目指していた方々ですから、情熱があるのも前提でしかないです。



実際に必要なのは遅刻しないとか、挨拶がちゃんとできるとか、楽譜にないニュアンスについての話が出来るとか、そういう社会人として当たり前の事ができること。そして人脈を大切にできること。あとは、その人にしかできない独自の感性でしょうか。これはもう磨いていくしかありません。



同じくらいの技術がある人が二人いたら、当然、一緒に仕事しやすい人の方を選びますよね。まずは色んな人から色んな事を学ぶべきです。そして夢に向かってのプランを、今は大まかでもいいので決めて、ご両親に協力を求めると良いと思います。

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