耳コピーの具体的なやり方
いわゆる、「耳コピー」をされていらっしゃる方に質問なのですが。
私の楽器に関してのスキルというと、簡単なバンドの曲のベースパートを、音源聴きながらタブを見つつ、どうにか演奏できるかな~と言った程度のスキルしかないのですが。
そんな私には、耳コピーで複雑怪奇なギターソロまで完璧にコピッてしまう方々が超人に思えてしまいます。
楽譜・タブ譜がなくても、元の曲の音源だけを聴いてコピーする人というのは、具体的にはどういうやり方で耳コピーされているのでしょうか。
楽器の演奏経験年数と、具体的な耳コピーのプロセスと、このアーティストの、この曲の、このパートをコピーするのに、これくらい時間がかかった、というのも参考までに教えてくださるとうれしいです。
耳コピーに関しては、音感やリズム感だけでなく、時にはスケール、コードの知識、
エフェクターの知識、アンプの知識、奏法の知識などやアーティストそれぞれのフレージングのスタイルなどの知識が必要になる場合があります。
また、耳コピーをするにあたって、周囲の雑音が気にならない静かな場所で行うのが望ましいですし、
自分が精神的に集中出来ていなければ、なかなか聴き取れず、はかどらないです。
もし、何回聞いても分からない時には耳コピー向けの再生速度を落とせるCDプレーヤーやPC上で動作可能なメディアプレーヤーのような
フリーソフトもあるので、そういったものも利用する価値があります。
雑誌などのプロのアーティストのインタビュー記事などを目にすると、音楽、演奏の事を「会話」、メロディーやフレーズの事を「言葉」に例えられる事がありますが、耳コピに関しては「言葉」に置き換えて考えると分かり易いかも知れないです。
例えば、英語を知らない人はその「言葉」や「文章」の意味を一回で理解する事は出来ませんし、
正しい発音を聞き取る事も容易ではありません。
英語を理解出来るようになりたいなら、英語を常日頃から聴き、自分でも発音してネイティブの人と会話して訓練し、熟語を覚えたり、文法を覚えたりと「そういった一連のプロセス」を経て意味が理解出来るようになり、自分でも喋れるようになったり、英文を読めるようになる訳です。
もちろん、人それぞれ「個人差」というものがあって、何回も聴き取らなくても少ない回数で聴き取ったり、時には一回で聴き取れたり、学習して記憶し、人より早く意味を理解出来るような「飲み込みが早い人」もいます。
音楽についても同じ事が言えます。
例えば、音楽に慣れ親しんでいない人に「B'zのギターソロを耳コピーしろ」といっても殆どの人が出来ないでしょう。
まず、耳コピーする前にギターが弾けなくてはなりません。そもそもエレキギターの弾き方を覚える必要もあります。
アンプの使い方、エレキギターとの接続の仕方、チューナーの使い方、エフェクターの基本的な使い方、種類、接続方法、名称など
基本的な事から学ぶ必要があります。そこからが演奏するため、耳コピーをするための本来のスタートラインといえます。
ですが、実際にはロックやポップスなどのいわゆる"ポピュラーミュージック"にはクラッシック音楽のようなメソッドやエチュード、ソルフェージュ、学習方法、演奏方法などについて学ぶための「アカデミックな土台」がそもそもありませんので、練習も耳コピーも「自己流」にならざるを得ません。(クラシックには楽譜を読むため、音感やリズム感を訓練するための「ソルフェージュ」という学習方法が確立されています。)
演奏する側のミュージシャンも当然、それぞれが自分のスタイル、自分なりのやり方、経験から学び演奏しているので、個性的なスタイルのアーティストの場合、耳コピーを行おうとすると別のアーティストには同じアプローチが通用しなかったりします。
私はギターを13年程弾いてますが、十分に時間をとる必要がある場合やたっぷりと時間がある場合、耳コピーを行う前には準備としてその曲自体や聴き取る箇所を自宅でギターを弾く以外の時間でも普段から聴くようにします。
そうして、自分にその曲を染込ませて十分に記憶出来てから耳コピーに取り掛かるようにしています。
最近はあまりギターを弾く時間が取れないので、耳コピーを行うコンディションが整いづらいですが、再生速度を落とせるような特殊なプレーヤーを使わなくても上記のようなB'zなどのギターソロ(ギリギリchopのような速くて音数の多い類の曲)で例えれば、実質、3時間位は耳コピーを行うのに時間が掛かります。
自分の場合はロックやポップスなどが好きなジャンルなので、あまり時間が掛かりませんが、クラシックやカントリーなどは普段聞きませんし、演奏もしないので、比較するとかなり時間が掛かります。
音感が良かったり、集中力が高かったり、耳コピー経験が豊富だったり、演奏経験が豊富な人であれば、聴いたその場でコピー出来るという人も、もちろんいます。
ロックやポップスなどのジャンルでは耳コピーの学習方法を知る機会が少ないかも知れませんが、欧米ではジャズの分野では「イヤートレーニング」という学習方法が発展途上ではありますが、ある程度、体系づけられています。
日本では「ATN」という出版社がそういった類の書籍を扱っているので興味があれば、調べてみるのも良いかもしれません。
また、こちらのサイトも参考になると思います。
http://xn--ickkd2eylpd.seesaa.net/article/79177499.html
http://xn--ickkd2eylpd.seesaa.net/article/81747109.html
19歳女性で、今は音楽の専門学校に通ってます♪4月から2年生✰✰
音学歴は・・・
2歳からピアノと17歳からドラム・19歳からギター・キーボードを習いました。
ベースは独学で趣味で弾いてます♪
私は、2歳からピアノを習っていた影響か、絶対音感があります。
なので、耳コピは得意だと思ってましたが、絶対音感のない私の学校の先生は、私よりも完全コピーが早いです。
完全コピーとは、楽譜などを一切見ずに、売られてるCDの音源だけを聴いて、打ち込みで売られてるCDと同じようにコピーすることを言います。
素人さんの耳コピーとはわけが違います。
コピーのコツですが、歌詞じゃなくてメロディーで覚える。
これが基本です。
歌えても、音符に直せないとか人を良く見かけますが、もったいないです。
音感を身につけたいならば、歌詞ではなくメロディーで聴くようにした方がいいと思います。
まずは、コピーしたい音だけを聴きます。
次に、それを鼻歌でいいので、ラララーとかで歌ってみてください。
その歌ったのを音符に直すんです。
キーボードや自分の弾いているベースを利用して自分が歌ったのが何の音か確認するとわかりやすいと思います。
絶対音感はこの確認するのがいらないだけで、確認さえすれば、絶対音感がなくてもコピーが出来ます!!
音痴な人は、この方法は無理なので、音痴を直すことから始めたほうがいいと思います。
ドの音出してーって言えて出せないと耳コピは厳しいです(>_<)
完全コピーの場合、音は合っていても、強弱が違ったり、音色が違ったり、長さが違ったり、左右のバランスが違ったり、難しいです。
私の場合、簡略化されたコピーであれば、10分程度で出来ますが、売られてるCDとそっくりそのままコピーするのは何ヶ月もかかります・・・・・・。
去年の10月頃から始めた倉木麻衣さんのシークレットオブマイハートという曲を未だに先生にOKをいただけません・・・・。
ベースやバスドラに関しては、アタックをどこでしてるかまでコピーしなくてはいけないんです(>_<)
凄くしんどいです・・・・・。
これはいわゆるカラオケ音源を作る仕事についてる人がやってることです☆☆
カラオケの音源は耳コピで作られてるのです。
コード名を覚えたり、理論を覚えたりして、ディグリーでコピーする方法もありますよ☆
ベースを実質5年。
1 何小節あるかなど曲の流れ、構成を紙に書く。全体のノリをつかむ(歌詞があれば内容に感情移入したり)
2 連続して同じ音を弾いてるようなわかりやすいとこから書いて埋めていく
3 分からないときは音質の調整や左右のバランスを変えるなど聞き方を変えてみる。別のパートの音はもちろんヒントがある。
ラフな状態でも自分の演奏を一度録音して確かめてみるのもいいです。
ライブ映像をチェックしたり再生スピードを変える機器を使ってる人もいるようです。
ベースの耳コピなら頑張れば出来るでしょう。とりあえず引弾きたいフレーズの最初の音を探して次の音を探していきます。何回も曲にあわせたり曲をとめてあわせたり。弾いていくうちに次第にあっているかあってないかわかるようになりますので。ギターの場合はコードを探してスケールでコピーが多いです
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