耳の力について。10歳の娘です。3歳から音楽教室に通いソルフェージュ等を学んでいました。
絶対音感なのかわかりませんが、曲や歌を聴くと自然と頭の中でドレミに変換されるそうです。
今年の春から、他の習い事の関係で音楽教室を辞め個人のピアノ教室に変わりましたが、せっかく養った耳の力を無くしたくないため、ソルフェージュも少し取り入れていただくようお願いし、今はいずれ受験するヤマハグレードのテキスト(6級)で聴音などやっていただいています。しかし娘が「前みたいにドレミで入ってこなくなった」「高音だとすぐわからない時がある」と言うようになりました。
先生にも相談しようとは思いますが、何か自宅でもできるソルフェージュの練習はありますでしょうか?私がまったく弾けませんのでCDやテキストなどがあると良いのですが…。
ヤマハの元講師です。残念ながら耳の能力については今すぐ即効で効くものはありません。もしもヤマハのグループ出身でしたらその時のテキストを初めからしっかり自宅でも復習をかねてやってみてください。ソルフェージュも入ってますし、グレードの基礎が詰まっているかとおもいます。また絶対音感があればヤマハグレードが安易に取れるわけではありません。ヤマハのグループの教材はヤマハグレードが取得しやすいように作られています。
絶対音感をもつ高校生です。
絶対音感を持っていると、音が自然に「ドレミ」で”聴こえ”ます。
2歳からヤマハ音楽教室に通い、14歳まで続けました。
ですので、聴音やソルフェージュは幼いころからやっていました。
これはやはり基礎的な訓練ですので、
どれだけ年齢が上がろうが、レベルが上がろうが、
ソルフェージュだけは続いていました。
前はドレミで聴こえていたのに、
最近は聴こえない。というのは、正直よく分かりません。
絶対音感は6歳までの訓練でしか獲得できない能力です。
お子さんは3歳から音楽教室に通われていたということで、
絶対音感があっても何ら不思議ではないのですが、
はたして、それは失われる能力なのでしょうか。
私は幼少期から中学生までヤマハに居たという経験から、
絶対音感を持つ友人は何人もいましたが、
ピアノから完全に退いた後でも、
絶対音感を失ったという人は、一人も見たことがありません。
私自身、音楽から退いてもう少しで4年が経とうとしていますが、
全く絶対音感が薄れる気配はありません。
絶対音感保持者にとってこの「ドレミ」で聴こえるというのは
一種の「言葉」なんです。
私たちにとって、音が「ドレミ」で聴こえることは、
それ以外の人たちが日本語を「あいう」のように聴いているのと、全く同じ感覚です。
「ドレミ」と”わかる”のではなく”聴こえる”のです。
つまり、「ドレミに聴こえなくなった」というのは、
「言葉を忘れた」も同じです。
「日本語」を忘れることがないように、
「ドレミ語」も決して忘れることはありません。
私の経験から申しますと、
お子さんはもともと絶対音感を有していなかったのではないでしょうか。
私は小学校6年生の時にヤマハの6級を取得しましたが、
やはり、ソルフェージュの訓練は大切です。
ソルフェージュに関してだけは、やはり
やらなければやらないだけ、少しずつではありますが、能力が落ちていきます。(かなりのレベルまでやりきれば、高い水準を維持できますが。。。)
10歳の娘さんならば、まだソルフェージュを真剣に続けなければ、音楽の基礎は、どんどん崩れていくと思います。
また、今から絶対音感を付けることは、あきらめた方がいいかもしれません。
ヤマハのグレードでは、ご存じかもしれませが、
相対音感で対応できるような、「基準音」を与えた聴音試験はしてくれません。
確実に「絶対音感」を要求してきます。
音大の聴音より難しいとすら言われていますので。。。
ソルフェージュの練習は、とにかく楽譜を声に出して、音読することです。
もちろんしっかり音程をとって。
一緒に、お母様がピアノを弾きながら、それに合わせてこれを行うと、より効果的かと思います。
高校生の娘がいます。個人教室でピアノを習い現在も続けています。
お子さんと同様でやはり・・・幼い頃の方がよく聴けていたように思います。ピアノの音ならほぼ大丈夫なようですが、他の楽器や歌などは分かりにくくなってるようです。
私の推測にすぎ無いのですが、「知恵がついてきた」せいで頭で先に考えようとしてしまうのではないでしょうか。無意識にですが。幼い頃は100%聴覚という「感覚」に任せていたと思うのです。曲が複雑で難しくなるにつれ考えてしまうようになり「感覚」が後回しというか、音を当てにかかってるのではないかと・・・。
グレードのテキストで調の勉強などされてますね。理論的な事などを学んでるのでその理論に無意識に当てはめようとしてしまうのかもしれませんね。先に考えるので素直に単純に聴けない時がでてきたのではないかと思います。
または・・・相対音感が出来たため、そちらの感覚とごちゃ混ぜになっているとか・・・。絶対・相対、両方の感覚を完璧に使い分けられるようになっていないせいかとも思います。娘は音を音名で聴いたり聴こえないようにしたり出来ると言いますが完璧ではないみたいです。(私は音がドレミで聴こえたりしない人間なので本当のところは分かりません。)
よく勉強する時のBGMにはモーツアルトなどのクラッシック曲が適している、などと言われます。私もそう思いますが娘やお子さんのように音名で聴こえてしまう人は邪魔になって勉強出来ないような事があるみたいです。(娘はそう言ってます。)
このように、私には理解のしようも無い事なので回答し難いのですが。
CD付きのテキストなど私もいくつか持っていますが、テストがあるとか受験するなどの目的が無い限り続けるのは難しいです。楽しいものではないので子供が自分からCDをセットして勉強する事などなく、かといって私が頑張ってやらせる根性も無く、使いこなせませんでした。
やはり、教室の宿題の1つとして先生から課題を与えていただくのが1番楽だと思います。
それが無理でしたら質問者様が適当にいくつか鍵盤を押し、出た音を五線譜に書きいれる(音符を書き込む)ような事を少しやってみてはいかがかと思います。CDで練習するより生のピアノの音の方が練習しやすいと思います。お遊びで簡単な曲を作って楽譜にするというのも良いかもしれませんね。
音名で聴こえる方が良いのか良くないのか、私には分かりません。「絶対音感」というような事にあまりこだわらなくてもいいように思います。将来、お子さんが作曲やアレンジに興味を持たれたり音大受験を希望されるような事があれば必要に応じて勉強されるはずですね。それで・・・先生の手を借りながらご自分でご自分の方法を見つけられるはずと思います。
お嬢さんの事をとても真剣に考えてらして、
素敵なお母様ですね!
「絶対音感」を訓練でつけるのは、
「絶対音感」が、どうやってもつかない人の、最終手段です。
お嬢さんのように、元は絶対音感がついた方でしたら、
とにかくたくさん音楽を耳で聴く事、
これに尽きると思います。
すぐにわからない時がある、というのは、
弾かれる曲目がだんだんと難しくなってきているからでは?
クラシックでも童謡でも、なんでもいいです。
たくさんの音楽を、毎日BGMのように流していてください。
一度持たれているので、今度は絶対的な音感が、おのずとついてくると思います。
今やっているピアノの曲の旋律や聴音でとった旋律をよく歌うだけでも良いと思います。
ピアノが弾けても、弾きながら歌うことというのはなかなか訓練しないとできません。
弾きながら歌うことができれば自然と音が入ってくるかと思います。
音とよく接することが大事だと思います。
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