2012年5月8日火曜日

中3から歌手(クラシック)を目指すのは遅いでしょうか。 声楽家と言うのでしょう...

中3から歌手(クラシック)を目指すのは遅いでしょうか。



声楽家と言うのでしょうか、とてもなるのが難しいと聞いています。







女性ならそろそろ本格的な声楽のレッスンが始められる年齢ですね。

遅いことなんかありません。

ただし、ピアノのレッスンや楽典、ソルフェージュの勉強をする必要があります。

音大合格なら十分可能です。

音大の声楽科の場合、現段階でのテクニックよりも将来よい声になるかどうかを重点的に見られます。素晴らしい声を持っていれば高校3年からレッスンを始めピアノがボロボロでも受かってしまう場合だってあります。

逆にどんなに努力しても持っている声がよくなければどうにもなりません。



音大に入ったとしても、プロへの道は厳しいですよ。

演奏で十分な収入がある人はごくわずかです。



↑努力だけで通用するのは中レベル以下の話。

高いレベルでは努力は当然で才能の勝負になる。

「努力すればすべてかなう」は本当に高いレベルを知らない者の言うことだ。

声楽は努力ではどうにもならない残酷な面を持っている。



日本人女性の95%はソプラノで競争が厳しい。

現実には容姿やコネも重要な要素だ。

オペラでは歌さえよければいい、は過去の話。

今は歌って踊れて演技ができて容姿がよくて、の時代だ。








遅くありませんよ。



努力することを放棄し、夢を諦めて残りカスのような余生を過ごしている大人が、子供の可能性を妬み、「そんなことは無理だ」とか「才能のないやつになんか不可能だ」とか言って足を引っ張ろうとしますが、全て嘘っぱちです。

声楽を学ぶ本当のスタートは声変わりを終えた、ちょうど貴女くらいの年齢からです。



ピアノは必要ですが、例えこれから始めるとしても決して遅くはありません。



音楽をやるのに、絶対音感は必須ではありません。

むしろ、諸外国では、絶対音感は音楽を学ぶ上で障害になるとして、つけさせない教育を薦める考え方も増えてきています。



もちろん楽な道ではありませんが、あなたの夢が夢のままで終わるかどうかを決めるのは、あなた自身の覚悟と努力の量です。



才能とは、努力の別名です。

あなたが、あなたの才能を開花させ、夢を叶えることを応援しています。



腐りきった傍観者たちの野次なんかに負けず、頑張りましょう!







ピアノだと遅いでしょうが、声楽なら本人のがんばり次第でしょう。



ソプラノ歌手の鈴木慶江さんは、高校で音楽の先生に「声楽をやってみないか」と声をかけられ、

「セイガクって何ですか?」と応えたというエピソードもあります。

多くがそんな感じだと思います。



鈴木さんはその後、芸大に行ってソプラノ歌手として活躍なさっていますが、

音大に行けば間違いなく世界的に活躍できる歌手になれ、それで食べていけるかといえばそうではありません。



音楽の教員資格をとるとか、何か考えなければいけません。





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補足拝見しました。

楽譜は読めるのですね。それはよかったです。



しかし、ピアノは「小さい頃少しだけ」ですか・・・。

どんなものを習いましたか?

音大入試はモーツァルトやベートーベンのソナタが課題として出ると思いますが、対応できますか?







そうですね。プロを目指すのは正直難しいかもしれませんね。

まず、絶対音階を持っていないでしょう?

あと、ピアノは弾けるとの事ですが、少し弾ける程度じゃ駄目ですからね。相当な練習が必要だと思いますよ。

それと、声楽も当然ですが、プロの声楽家の方についてレッスンをされているのでしょうか?

仮にレッスンをされているとしても、そう簡単にプロの声楽家になれるものじゃありません。

それに、いまじゃ、日本や欧米の音楽のレベルはどんどん下がってきてます。

世界で今は中国がトップクラスです。それに続くのが韓国ですかね。近年アジアの音楽レベルはどんどん世界的にも上がってます。そんな中で日本は取り残されている状態で、逆にどんどん衰退して行ってます。

もし、声楽家になりたいのでしたら、中国の音大にでも留学できれば良いんですけどね。

まあ、多分、入る事すら出来ないと思いますよ。それぐらい、競争率も激しいですし、仮に入れてもそこの中での競争に勝ち残れるか?それも大変だと思いますけどね。

夢を追いかけようとして頑張るのは、悪い事ではないと思います。

しかし、どう考えても実現性が0%に近い夢といっていいと思います。

私も今、声楽を習っている先生に何年か昔に音楽家になる事は可能ですか?と質問した事があります。

答えは上記に書いたとおりです。あっさり、否定されました。

音楽家になろうと思えば幼い頃から英才教育を受け、絶対音階をまず身につけ、ピアノ等もプロの先生にレッスンをしてもらって

その上で音楽理論等の基礎知識もちゃんと学んだ上で音楽家になりえるのだと思います。

とにかくどの道でもそうでしょうが、プロという以上、音楽家(声楽家)なんてそんなにあまいものではありませんから。







昔、声楽を習っていた時に中学生の女の子がいました。ずっと習い続けて現役で音大の声楽科に合格しましたが歌手になれるかどうかはほんの一握り。これは先生がおっしゃっていましたが「音大出ても私みたいに音楽教室で教える事が出来るんだったら恵まれてるほう!」と...。それだけ狭く難しい門だという事だと思います。でも歌は楽しいですよね?!私も15年間のブランクの後、昨年の娘達の夏休みから又一緒に始めちゃってます。

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