2012年5月8日火曜日

ピアノのことで悩んでいます。

ピアノのことで悩んでいます。

今年からピアノを独学で弾き始めました。

それ以前に音楽経験はありません。

しっかり学びたいと思い、

オーソドックスな教材、順序で弾き進めてきました。



ツェルニー30(全曲)、インベンション(全曲)、ソナチネアルバム(ほぼ全曲)



ツェルニー40(全曲)、シンフォニア(全曲)、

ソナタアルバム(全曲)、ショパンのワルツ、ノクターン(数曲)



ツェルニー50、、平均律、ショパンのエチュード、ベートーヴェンソナタ(現在)



上記の曲を技術的(表現は別として)には弾けるレベルです。

しかし最近、独学では限界があるような気がしてきました。

理論的には理解しているのですが、

譜面からリズムや音価が把握できず、

音源がないと、どのような曲なのかが全く分からないのです。

譜面自体が読めない訳ではなく、

音楽が分かっていれば、楽譜を見て弾けます。

このような理由から知らない曲の初見ができません。

絶対音感がないからなのでしょうか。

また、年齢が18歳ということもあり、

無理だとは思いますが、

仮に今から先生に師事してもらい、毎日一生懸命練習するとして、

音大に入学できる可能性は少しでもあると思いますか。

本格的に学びたいという気持ちにどうしても諦めがつきません。

無謀だということは重々承知です。厳しいご意見お願いします。







ピアノに関しては他の方が的確な回答をしているので、別の視点で話をします。



譜面からリズムや音価が把握できないとのことですが、これは新曲視唱の試験で致命的ではないでしょうか。これは初めての楽譜(メロディー譜)を見ながら歌う試験です。

もちろん、試験の最初に基準音は与えられますから絶対音感の有無は関係ありませんが、楽譜に書かれてあるメロディーを聴かせてもらえる訳ではありません。楽譜を見ただけで、自分の頭の中で音を組み立てる必要があります。



音大はピアノ専攻だけではありませんので、ピアノがそれくらい弾けるのであればピアノ以外の専攻という道もありますが、仮に他の科目の成績が良くても、新曲視唱ひとつでも0点だったりすると入試にパスするのは難しいのではないでしょうか。



そういうことを認識した上で、音大進学指導のできる先生に相談してみるとよろしいかと思います。



追記:

新曲視唱を含むソルフェージュは猛特訓すればできない相談ではないでしょう。

ソルフェージュが苦手な人はとことん苦手で克服が難しいケースもみられますが、質問者さんの場合は、音自体がよくわかる耳をお持ちですので、それと楽譜を結び付ける訓練をすることで克服できる可能性があるのではないかという気がしています。

ただ、もし来春の受験を目指しているとしたら、あまりにも時間が少な過ぎます。

少なくとも一浪する覚悟であれば何とかなるんじゃないでしょうか。



余談ですが、あなたに似たような能力の持ち主で、音大は出ていないものの、ジャズピアニストとして仕事をしている人を知っています。有名人ではないのですが、あちこちで潰しの利く仕事をして重宝がられています。

もし、質問者さんがインプロヴィゼーション能力を磨くことができるなら、もしかしてそっちの分野の方が向いているかも知れません。インプロヴィゼーションも、最初は他人の真似から入ります。CDを聴いて、片っ端からコピーして弾けるようになれば、その応用で自分のインプロヴィゼーションを生み出せるようになるかも知れません。とにかく、短期間にそれだけ弾けるのであれば、結構イケるんじゃないでしょうか。

クラシックの世界は保守的ですし、ちょっとやそっとの能力で本業にすることはできませんが、音楽はクラシックだけではありませんので、ちょっと視野を広げてみることもご検討ください。








他の質問の「デッサン」でもここの「音楽」でも独学で…と、表面上は何かすごく才能があるかのように感じるのに、専門家から見れば両方とも「基礎ができてない」という回答になりますよね。

ご自分をまわりから評価されたいって気持ちで質問をされてるのかなと思いました。

それに、あなた結婚されてるんでしょう?

18歳で?って不思議に思いましたが

音大に行くにはお金もかかるし ご主人にも相談しなくてはいけないし。年間200~300万くらいはかかりますよ。







大体3日で1曲ですか・・・・・・。



回答

音大によると思います。







今年からはじめたにしては常識的にあり得ないスピードです。

ただ打鍵しているだけなのでしょうがそれでもあり得ないです。

3歳からピアノを習って中学でショパンのエチュードに入るぐらいの人が芸大あたりを目指せるのです。

こんな事が可能であれば子供から習う必要はありません。

全くおかしいのです。

ピアニストの谷真人さんは、幼児時代に2年半ピアノをやっていたがバイエルで断念し、

15年のブランクの後ピアノを独学で再開し、パリ国際アマチュアコンクールで優勝してプロデビューしましたが、

彼は、自分が絶対音感保持者であることを認めており、それが独学でのピアノの驚異的な上達の助けになったことは疑いありません。

あなたも特殊な絶対音感教育を受けたのでしょうか?(もちろんそんな記憶はないでしょうが)

それでもあり得ないと思います。

学術論文の研究対象になります。



後、読んで気付いたのですが、あなたは音源がないとどんな曲か全くわからないと書いていますが、

ツェルニーの練習曲も音源を聞いて練習したのでしょうか?

まあ、確かにCDもないわけではありませんが・・・



なお、音大入学ですが、創造学園大学は試験がないそうですし、バイエルレベルでもピアノ専攻で入れるそうですので、そこにすればよいのではないでしょうか。

きっと天才あつかいですよ。



あなたの体験を考察する限り、おそらくあなたは「潜在的絶対音感保持者」と思われます。音源がないと曲がわからず弾くことも出来ないというのは、あなたが楽譜をほとんど理解しておらず、音源をそっくり耳で覚え、コピーして弾いていることを意味します。実はこの能力は、他の音楽能力一般とは独立して存在しうるのです。事実、ある種の自閉症患者は、この能力があります。日本は世界でも唯一、絶対音感教育をつける事だけを目的にした教育が行われており、絶対音感をつけたまま音楽をやめてしまった子供が潜在的に多数いるようです。このような子供たちは、自分がかつて絶対音感をすり込まれたという事実を忘れてしまっており、自分には音楽経験がないと確信しています。そして、思春期になって音楽をはじめると、みるみる絶対音感が付いたように錯覚し、「自分は、中学、高校になって絶対音感を身につけた」と周囲に触れ回ったりします。しかし学術的には、6歳以上で絶対音感が身に付くことはほとんどないことは確実であり、完全な思い違いなのです。又このタイプの絶対音感保持者は「音高は覚えられるが音名を知らない」したがって見かけ上絶対音感保持者と自覚出来ない人もいます。あなたは自分を「絶対音感保持者ではないとおっしゃっていますが、あなたのピアノのさらい方はどう考えても、音源を覚えてそれを鍵盤上に再現するというやり方をしており、絶対音感を駆使しています。あなたが異常なスピードでピアノを習得するのも、そのようなからくりがあるのです。







ソナタアルバム(全曲)、ショパンのワルツ、ノクターン(数曲)



ツェルニー50、、平均律、ショパンのエチュード、ベートーヴェンソナタ(現在)



ここまでの曲が、ピアノ教師から見て合格もらえるレヴェルで弾けるなら、後は必至で聴音と楽典をパーフェクトにするのみです。



ただし。聴音は、音がわかるだけでなく、楽譜を書くのです。ピアノ科は、他の楽器と違い、4音の音を同時に聞き取り書きとります。楽譜が苦手、音感がないと厳しいかも。



それと、(ごめんね、厳しくて)ソナタ集なんて、1曲○をもらうのに、3歳から弾いてる生徒でさえ数週間かかってしまう事さえあります。一つのミスタッチも許されません。楽譜の細かい指示を見逃す事も許されません。音楽的に上手く弾けてようやく次です。

かなり厳しい練習です。

ソナタ弾いてる位の子は、ただ弾くなら、ショパンエチュードは初見で弾けます。ハノンは毎日弾きます。ってか幼いころから何度も終了しては最初から弾きますし、音階は全部暗譜ですし、分散和音の部分も毎日の練習に入れてます。

もちろん、速度はメトロノーム108です。遅れず、崩れず、指が潰れないよう、音の粒をそろえて。



音大受験生が1日10時間練習してるのを考えると、はじめて1年のあなたは何時間練習すればいいでしょうか。

普通、ヴァイオリン、バレエ、ピアノだけは、幼いころからやっていないと、無理だと言われますよね。



でも、人に言われて、文章だけであきらめるのも・・・と思います。

一度、きちんとした先生に見てもらい、音大は大丈夫でしょうかと聞いてみるといいでしょう。

音大にも色々なレベルがありますし。



頑張ることは、無駄なことではありませんので。

好きこそものの上手なれといいますし、音大も色々ありますから。





補足・・・



12月に、音大は冬期講習を開催する所が多いです。

聴音楽典がまだ無理ならば、技術(演奏)だけでも受けられるコースを開催している大学もありますので、

ソナタ数曲と、ショパンエチュード2曲、バッハインヴェンション数曲と好きな曲で仕上がっているものを見てもらっては如何でしょうか。募集がまだ間に合う所もあるかもしれません。大学HPでさがして見て下さい。



やはり、ソナタを弾くにしても、音楽的理論がわかっていないと、曲の構成がうまく弾けていないかもしれません。

技術が備わっていれば、もう1年楽典を一生懸命先生について頑張れば・・とも思います。

技術が出来ているかどうかは、聞いてみないと何とも言えませんので。

譜面から音を読む練習や、楽典、聴音は、2年あれば、うちの教室の生徒さんは音大受験でパーフェクトとりますが、

幼い頃から技術と共に、少しづつ知識は蓄えてきている子達なので。最初からの2年で何とかっていうのはわかりませんが。



来年の、7月末に開催される各音大の、夏期講習受けて、一番上のクラスになれるようなら、頑張れば合格出来ますよ。

とりあえず、大学へ行きたい事があきらめられないのを、きちんとした先生に見てもらい、

ご判断いただくのが良いのではないでしょうか。

やる気は人一倍あるようなので。







何より基礎が出来てないと無理です。

まずきちんとした先生に、弾き方の指導を受けてください。変なくせがついていないか心配です。

受験するなら、聴音の訓練や楽典の勉強も必要ですし、幼少から音大目指して毎日何時間も練習している人にとっては、ある程度の音感や初見は当たり前です。ハードル高いです。

熱意は素敵だと思いますが、音大を出て、最終的に何になりたいのでしょうか。好きでピアノを弾くのと、受験用のピアノの訓練を受けるのとでは全然違いますよ。

本格的に。とのことで厳しく書かせていただきましたが、本格的にもいろいろなレベルがあると思います。ピアノを学ぶ。ということだけならまずは個人の先生のレッスンを受けてみるのがいいのでは。







厳しい意見でええん?あのな、今年から弾き始めたんやろ?進度が速すぎる。独学じゃ駄目だ。なんでも自分の都合のええように解釈するからだ。技術的には弾けるレベルだと?誰がそう言ったん?自分でそう思っとるだけやろ?話にならん。ええかげんな奏法で弾いても音大には合格せんよ。自己流我流は相手にされん。いずれ分かるだろう。







音大卒です。私は3才の時にピアノを始めました。やる気があるのは素晴らしいことです。しかし音大というのはピアノを弾ける様になる為の大学ではなく表現力等を学ぶ場所です。入試はピアノの実技だけではないです。大学によっては入試に初見(いきなり楽譜を渡されて一分程、黙視した後楽譜を見ながら弾く、もちろんその曲を聴くことは出来ない)や、楽典(音楽の理論)やソルフェージュ(ピアノの音を聴き取り楽譜に書く)の試験もあります。今から必死で勉強しても一年や二年で全て習得するには難しいと思います。音大が全てではないと思いますよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿