バイオリンについて質問です。私は現在中学一年生、憧れのバイオリニストさんがいて、バイオリンを習い始めようと思っています。本当に初心者です。そこで質問なんですが、バイオリンってギターとかと違って
指板の所に弦を抑える時の目印?みたいなのがついてないですよね。そのため、バイオリンの弦を抑える時は自分の耳でその音が正しいか、確かめなければいけないという話を聞いたことがあります。それって絶対音感を身につけなければいけない、ということですか?私の憧れのバイオリニストさんも絶対音感を持っています。絶対音感って、訓練すれば身につくと聞いたことがありますが、中学生で身につけるには遅いですか?それとも、バイオリンをやっているうちに身についてくるものなんですか?バイオリンを習っている方、経験者様がいたら教えてください。お願いします。
補足
ごめんなさい。相対音感を詳しく語れるような学はないので、貼り付けです。
『音楽を職業とする人は音楽教育の過程でソルフェージュの訓練を受けることが多いため、一般人より正確に身につけているのが一般的である。』
ということで、ソルフェージュの訓練は効果ありかと。
http://mwkp.fresheye.com/mb/m.php/%e3%82%bd%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82...
『相対音感は、「ある音の高さを基準に、他の音の高さを判別する能力」と説明されることも多い。 調性音楽、旋法による音楽の演奏を前提とした場合、より実践的には「音階を辿る能力」といえる。』
ピアノの場合、調律をすることで鍵盤の音高や音程(ふたつの音の高さの隔たり)が固定されます。ヴァイオリンは、自分で判断して適切な音をとるようになるので、ピアノで求められるものより、精度の高い「音階を辿る能力」を養うことになります。
音感等は、先生の指導を受けないと、鍛えられるものではありません。ヴァイオリンを習うときに、先生に詳しく教えて貰ってください。
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絶対音感Wikipedia出典
『ある音を単独に聞いたときに、その音の高さ(音高)について音楽で決められた名前(音名)を、他の音と比較せずに即座に言い当てることができる感覚である。』
相対音感Wikipedia出典
『基準となる他の純音、楽音の手助けを借りずに音高を音名で認識する絶対音感という言葉に対して、相対的な音程によって音を識別する能力を指す。音楽を美しいと感じるには、絶対音感は必要ないが相対音感は必要であるから、ほとんどすべての人が本質的に持っている能力である。』
音高を音名で認識する能力の対比として、絶対音感と相対音感という言葉があるだけです。演奏に必要不可欠な音感は相対音感ですから、こちらを鍛えるべきでしょう。
ヴァイオリンの音程をとるのは、歌うのと同じと考えてください。歌うのに絶対音感は要りませんよね。
ヴァイオリンの音程は、解放弦や他の人が出している音に合わせます。これは絶対音感ではなく相対音感といいます。相対音感が無いことを俗に「おんち」と言います。意味は歌と同じです。つまり、音痴でなければヴァイオリンは弾けます。多少音痴でも、訓練次第で直ってきます。
なお、楽譜を見ながら歌う時、伴奏の人がキーを上げて弾いても普通なら歌えると思いますが、絶対音感がある人は歌えないんですよ。つまり絶対音感は無い方がいいんです。
☆補足
相対音感は、文字でいくら説明しても何の役にも立ちません。実際に音を聴いてそれに合わせて弾き、先生に「その音高いよ」「その音低いよ」と言われ、訓練して行くうちに身に付くものです。上にも書いたように、歌と同じなので、歌が上手なのであれば話は速いと思いますよ。また、意外と調弦が良い訓練に鳴るのではないでしょうか。いずれにしてもヴァイオリンを習い始めてからのことです。
習い始める前の予習としては、やっぱり「正確な音程で歌う練習」でしょうね。楽器を弾き始めると、いかに歌が大事なのかが分かると思います。
正直中学生から絶対音感を身につけるのは厳しいと思います。少なくとも私は身につけた人を知りません。
しかし必ずしも私は絶対音感が必要だとは考えていません。というかアンサンブルなんかでは邪魔になりかねません。
絶対音感より相対音感のが重要でしょう。調弦を行った音に対してどれくらいの高さの音が正しいのか、アンサンブルの時にはどのような音程で他楽器に音を乗せればいいのか、これを聞き取るのが相対音感です。これは今からでも身につけられるでしょう。
たとえば先生と一緒にバイオリンで同じ音を出し、音のうなりを聴く(この辺は高校の物理の知識がないと納得できないなので、実際にやるときに少し調べてみてください)などして練習するのです。
後、バイオリンの抑える場所ですが、本当に初期の訓練ではテープを張ったりすることもあります。まあ、あくまで目安ですしいつもその場所を押さえればいいというわけでもないのでいずれ剥がさないといけませんが。
ぐだぐだ言いましたが中一からでも弾けるようになるので頑張ってください、ということです。
補足に対して、
正確な相対音感で音を取って弾かないと、ヴァイオリンが十分に鳴りません。また、音色は正確な音程が取れて始めてキレイになります。これが中学から始めると非常に難しいと思います。練習の仕方もあるのですが、先生に少しずつ習います。
知恵袋できいても、解らないでしょうし、知恵袋の多くの人は、楽器が弾けるフリをしているだけで、実際には弾けません。「弾ける人は決してしないだろう」と思われる回答をしている人が非常に多いのです。でも、楽器を未だ弾いていない人や、初心者には、どの人が本当の事をいっているのか、解りませんから、知恵袋は無用です。
よい先生をみつけて、その先生の指示に忠実に従って下さい。
今後、どうしてもヴァイオリンに関して質問したいのであれば、
chitose1120・yaiko144さんに指名質問をしましょう。
http://my.chiebukuro.yahoo.co.jp/my/chitose1120
この人は、有名オーケストラのプロ奏者です。
http://my.chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yaiko144
この人は、弾けます。回答はマトモです。
2人とも優しいですよ。
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>>それって絶対音感を身につけなければいけない、ということですか?
★★違います。基準になる音は、現代調弦の場合、A=440~445Hzくらいで、ところによって違います。このAに対して相対的に音を取ります。絶対音感は、必要有りません。
>>私の憧れのバイオリニストさんも絶対音感を持っています。
★★ヴァイオリニストが絶対音感を持っていると、ヴァイオリンを弾くのに不利である場合もしばしばあります。何故なら、オーケストラと共演する時や、古楽器を弾く時など、Aが通常と違う場合がしばしばあるからです。
>>絶対音感って、訓練すれば身につくと聞いたことがありますが、中学生で身につけるには遅いですか?
★★たぶん、不可能です。が、必要有りません。
>>バイオリンをやっているうちに身についてくるものなんですか?
★★身に付かないでしょう。ヴァイオリンに必要なのは、正確な相対音感であって、絶対音感では有りません。
中学生になってからヴァイオリンを始めた場合の考察となりうる問答がありますので、読んで下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1080050495
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