バイエル、ソルフェージュ、ハノンって何ですか?
最近楽器屋で働きはじめたのですが
ギターとかはよくしっているのですが
ピアノとかエレクトーン
鍵盤楽器のことはまったくわかりません。
バイエル、ソルフェージュ、ハノンっていう
鍵盤楽器の教則本がありますが
そういったものは
どういうものですか?
その他
ピアノとかエレクトーンの教即本で
知っといたほうがいいとおもわれる
知識をおしえてください。
よろしくおねがいします
『バイエル』
最初は片手づづからはじまるまさに入門者向けの本です。「子供のバイエル」「大人のバイエル」など数パターンあります。入門書としては「バーナム」を使う教室もありますがピアノを始めた、といえばバイエルでしょうね。
『ハノン』
スケールや音の粒を揃えてなど「指の訓練」、といえばこれ。バイエル終了レベルからピアニストまで幅広く使います。スポーツで言えば走りこみやジムトレのようなもので地味だけど大切。とはいえ地味すぎて習っていた当時は苦行でしたけど(笑)
『ソルフェージュ』
音楽理論のことでどちらかというと「ジャンル」扱い。
楽譜の読み方はもちろん、音を楽譜への書きとり=いわゆる「耳コピー」や初見(楽譜を見てそのまま演奏したり歌ったり)の訓練など音感やリズム練習といったことも含めて指すと思います。
音楽の基礎教本のようなものなので鍵盤楽器以外でももちろん使います。「コールユーブンゲン」(本)は使ってました。
あとは演奏技術の練習曲としては、バイエル終了後からは「ツェルニー」になりますし
ピアノではよく「ツェルニーの○番レベルで弾ける」とか言いますので
110番(初級)
→100番(初級) ※終了レベルならpopなどが結構弾けます
→30番(初級~中級)
→40番(中級) ※ワルツなど有名な小曲がほぼ弾ける
→50番(中級~上級) ※幻想即興曲などの有名な曲が弾ける
→60番と進むのではないかと。
教材の定番としてはソナチネ・ソナタアルバムやバッハのインベンション、平均律クラヴィーアも入るかと思いますし
用語的には「メソッド」~楽器を演奏する時の指(筋肉や骨)や腕・体の動かし方。姿勢。
なんてのもあります。
ピアノで良ければ参考までに書きましたが、エレクトーンは6才の頃までしか経験がありませんし
大人になってから始める方はまた違うかもしれませんので楽器店に来られる先生などとも情報収集されたほうが良いかと思います。
バイエル=ピアノ初級の教則本
ソルフェージュ=歌うこと、ピアノで弾かれた音を聴いて分析して、楽譜に起こしたりするお勉強。
ハノン=ピアノの教則本で、おもに音階と指の訓練の練習のためのもの。
エレクトーンのことは知らないのですが、
バイエル、チェルニー、ハノン、ブルグミューラー、ソナタ、バッハのインヴェンション等はピアノの教則本・練習曲です。ソルフェージュ、コンコーネ、コールユーブンゲンなどは声楽用の教則本・練習曲です。
楽器店のお仕事は大変でしょうが、慣れると楽しくなると思いますよ。
ヴァイオリンやエレクトーンの方も見落とさないようにお勉強なさってください。
なお、沢山のカタログに目を通すこともとても知識の蓄積に役立ちます。
<田子>
バイエルはバイエルさんが作った、ピアノ初心者のための基礎練習本です。
ピアノを習う人は必ずこれを練習します。
ハノンもハノンさんが作った基礎練習本ですが、こっちは
ある程度ピアノを練習した人が、音階の練習、スタッカートなどの練習、
指がまわるようにする練習などの基礎練や、ウォーミングアップするのための教則本ですね。
ソルフェージュは、ただ音を鳴らすだけでなく、楽譜どおりに弾けるように訓練するためのものです。
リズムや強弱などを正確に弾くための訓練です。
エレクトーンは未経験なのでわかりませんが、ピアノで言うなら
チェルニー、ソナチネ、ソナタ、ブリュグミュラー、バッハ・インベンションなどでしょうか。。。?
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