ピアノの暗譜について
本番を迎えるにあたり、
ピアノ弾きに常について回る暗譜ですが、
皆さんはどんな方法で暗譜をしていますか?
得意、不得意、人それぞれですが、
暗譜を完璧にするために、
実践している方法があったら教えて下さい。
暗譜能力は2つの能力に依存します。
①純粋な記憶力
②ソルフェージュ力
どちかかが弱いと暗譜は苦しみます。全般に初見の得意な人は暗譜が苦手と言われますが、初見が得意で暗譜が苦手な人は、ただ目で見て音符を弾いている人が多く、ソルフェージュ力に欠けている傾向があると思います。音符を手の位置を覚えるためではなく、音符として頭に入れられる人がやはり暗譜は強いです。私は弾ける前に暗譜を完了しているのが理想と思っています。
そのためには、私はスコアーリーディングを勧めます。オケのスコア(最初は弦楽4重奏でよい)を覚えて、弾くのです。それをすることで、音符で覚える癖をつけます。(手の動きではなく)それと、当たり前ですが、反復練習。
それが合致すると、すばらしい暗譜力が身についていきますよ。
指で覚える方についてですが、指の形で音を「指」に覚えさせているので、覚えるのもある程度は早いですが、忘れるもの多分早いです。やはり、楽譜で「音」として頭に入れる「癖」をつけることです。そのためには、一番理想はピアノに座らず、楽譜をみて覚え、それを暗記しつつ5線に写していく・・まあ指揮者がよくやる暗記法なのですが、それができるピアニストは暗譜は鬼のように強いですよ。こういっては元も子もないですが、基本、たった2段です。オケスコアを覚えるほどの苦労はないと思うので、ぜひ頑張って下さい!
私はピアノではなくヴァイオリンですが、少しピアノも弾きます。
どちらの暗譜もそうですが、部分練習をしているときにおぼえてしまいます。
1ページを一気におぼえるのは大変なので、何分割かにして、フレーズの区切りのいい何小節かずつおぼえます。
その区切りが部分練習単位と同じなので、しつこくさらっているうちにおぼえてしまいます。
その何小節か1単位をおぼえるのにもちろん何日かかかりますが、それを例えば常に3セットずつとか、毎日やって、おぼえたセットは外して次のセットを加えていきます。
要は、英語の単語を一日5個ずつおぼえていく、ような地道な作業です。
でも、不思議なことに、最初のうちは時間がかかるけど、だんだん暗譜した部分が増えてくると加速的におぼえがよくなってきます。
「今日はこの部分だけは確実におぼえよう」というのを何日も重ねると、チリも積もれば山となります。
あまり一度によくばらないでコツコツやることです。
暗譜がとても不得意なタイプです。
そして初見が得意な典型的な人間です。笑
コンクールなど暗譜が必要な時は1カ月ぐらい前まで楽譜を見て弾いています。
1か月前になると閉じて置いておき、つまれば開く→また閉じる→つまる→開くを繰り返します。大半は指で覚えているタイプなのでそれですぐに暗譜します。今どの辺りなのか楽譜がぼんやり頭に浮かびます。音符というより楽譜を形で見て弾いていくタイプで、鍵盤を見ると弾けないので基本的に楽譜がなくても鍵盤を見ず楽譜の幻覚を見て弾いている感じです。笑
私は初見がかなり強いので、楽譜自体を
読み込みます。ぱっと頭の中に楽譜が
入れば大丈夫です。
しかし、元々は弾き込んで指が覚えるタイプ
でしたし、今でも難所は鍵盤を見ないと弾けず、
弾き込んで暗譜します。
分析も勿論して、暗譜に役立つばかりか、
曲全体の構築力にも役立ちます。
---
実を言うと、現段階では、ちょっと注意するのは
余程の跳躍だけで、大抵、楽譜を何回か見て
覚えれば、大抵の曲は暗譜で弾けます。
そんなに速い3度進行があるとかでなければ。
超初見が得意なタイプです。ピアノ譜なら
覚えるのも早いです。
但し、発表会にかける時は、やはり細かい強弱
やテンポ、解釈を考えますし、椅子の座る位置
まで考えます。
かえって弾き飛ばしたり、感情移入をし過ぎないように
気をつけます。
メロディーを覚える。覚えるまで弾く(もちろん伴奏つけて)。
↓
メロディーを覚えた個所から伴奏を覚える
ってやると混乱しにくいです。私はこれでバッハのシャコンヌを1週間程度で覚えられました。
高校では物忘れのすごさで「ニワトリ」とよばれておりますが、そんな私でもいけましたので、多分これが完ぺきな方法・・・?
まあ、歌えるまで覚えれば、どんな方法であれ楽勝のはず。。。
練習量を増やす。
完璧に暗譜する為には回数だと思います。
我が子は小学生三年生ですが、先生から○小節からって言われても直ぐに弾けるように暗譜しています。
楽譜を分析してから暗譜する方が
暗譜が早いのですが、
面倒くさいので弾きながら覚える
方法をいつもとっています。
それだけだと忘れる可能性もあるので、
やはり解析してからのほうがいいとおもいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿