2012年4月28日土曜日

ソルフェージュについて質問なのですがハ長調の場合は「ドレミファ・・・」での音...

ソルフェージュについて質問なのですがハ長調の場合は「ドレミファ・・・」での音名で歌うことができるのですが#、♭など臨時記号が付いた場合や調が変わった場合はどう歌えばいいのでしょうか?

例えばハ長調でラの♭やファの#がある場合やニ長調(Dメジャーキー)の場合は「レミファ#ソ・・・」の実音を「ドレミファ・・・」と歌ってよいのでしょうか?







音大を出て、吹奏楽の指導や作編曲などをしている者です。

>どう歌えばいいのでしょうか?

質問文にある例での回答はハ長調でラに♭がついても「ラ」と読み音程だけ半音下げます。楽譜に調号が付いている場合、その調の主音を「ド」と歌うのが移動ド、ニ長調でもDの音はあくまで「レ」と歌うのが固定ドです。

音高や音大でも固定ド、移動ドどちらで歌いなさいと指定はしないですから、両方の人間が混在しています。固定ドが良いか移動ドが良いかの議論をするつもりはありませんが、それぞれの長所と短所があることは分かっておいてほしいと思います。

固定ドは、どんな楽譜が来ても(♯や♭が臨時記号で付いていても)そのまま歌え、すぐに歌いだすことができます。絶対音感を持っている人は特にこちらでしか歌えないでしょうが、音程は確かです。その一方「調性感覚」は必ずしも良いとは言えません。また和声法などを勉強する時には多少支障が出てくることがあります。例えばニ長調の「C♯」の音を「ド」と読むわけですが、和声では「音階の第7音=導音=音階のシの音は、主音に解決する(シ→ド)」というルールのようなものがあります。その時にC♯は導音に当たるわけですが、移動ドではド(♯)→レ・・・と読むわけですからちょっと採りにくいですかね!

移動ドでは、臨時記号によっていちいち調の判定をする必要が出てくるので(調号で書かれ臨時記号がない場合はそれほどでもないですが)ちゃんと移動ドで歌いだすにはなれないと戸惑います。逆にちゃんと調の判定さえできていれば、調性感覚は優れています。当然和声などでは問題なく「シ→ド」も理解できるでしょう。

どちらも一長一短ですが、どちらの人間が優れているとか劣っているとかは一切ないです。但し、私は作曲をやっている立場上「移動ド」をお勧めしています。

あなたがこの後(今?)何を目指しているかによって、どちらが良いか考えた方が良いでしょう!それによっては質問にあるニ長調は「レミファ#ソ・・・」にもなるし「ドレミファ・・・」にもなるのです。ただソルフェージュというものだけを考えるのであれば「楽譜を見て正しい音程で歌える」ことが目的ですから、どちらでも良いのです。

質問の回答がほんの少しな上、余計なことを・・・と思われたら申し訳ありません!でも、答えは一つではないのでそこのところは解ってくださいね!いずれにしてもソルフェージュ頑張ってくださいね!!!!








その筋のかたから回答が来るまでの「つなぎ」です。



>臨時記号が付いた場合

は、速くなければドイツ語読みで歌えますよね。

例えば

「ド→ミ♭→ファ→ファ♯→ソ」なら、

「C→Es→F→Fis→G」つまり

「ツェー、エス、エフ、フィス、ゲー」ですね。





>調が変わった場合

ですが、基本は固定ドだと思いますが、移動ドでも歌えるように訓練(⇒相対音感を訓練)しておくと、何かと便利だと思います。

私の拙い経験ですが、移調や分析が楽ですし、絶対音感が多少悪くても採譜や再現もしやすいです。



おっ、来ましたね!

BA率90%台に乗ったdkskm552さんが☆







固定ドで歌うのが正しいと思います。

何故ならば、移動ド唱法では、転調に対応できないからです。

この点において圧倒的に固定ド唱法の方が優れています。

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