ソルフェージュについて
やはり・・・作曲するにあたって、ソルフェージュの知識は必要なのでしょうか?
学校でソルフェージュの授業があるのですが(とらなくてもいい)、この
ソルフェージュを習うことはやはり必要不可欠でしょうか?
内容を見たところ、作曲する人にとっては必要ないんじゃないかと思ったのです。
演奏者向きというか・・・。
まだ知識がないもので、よく分かりません。
どなたかご回答宜しくお願いします。
ソルフェージュは表面的には、読譜力や初見の能力を鍛える教材ではあるのですが、その逆もあるでしょう。先生がそのメロディをピアノで弾いて、それを譜面に書く「聴音」。僕自身はいまだに初見は全然ダメですが、聴音は非常に今でも役に立っていますよ。作曲者じゃないが、アレンジをやっているので、ふと思いついた曲想をメモることはあるので。もし質問者様がまだ色々なことが未経験であれば、絶対にやっておいたほうが良いと思います。
ソルフェージュは音楽を行う上では、どんな専門分野にあっても必須な訓練です(知識ではありません)。演奏者はもちろん作曲、指揮者では、この能力を持っていないというのは考えられません。一般にソルフェージュと言うと音を聴き取る聴音と楽譜を見て歌う視唱のことのように捉えられていますが、ソルフェージュは聴音(様々な聴音があります)、視唱はもちろん、ピアノによる初見、移調奏、すべての音部記号(全部で7つあります)の自由な読み書き、リズム訓練等を含む総合的な音楽の訓練を言います。
「ソルフェージュ」と一言に言っても色々で、ピアニスト向きのソルフェージュ、作曲家向きのソルフェージュ、指揮者向きのソルフェージュなど、傾向があるんですよ。(学校の授業や先生方はこんな呼び方はされないと思いますが)
作曲ならば自分が想像した音、思った音、頭の中で鳴った音を楽譜上に書く、という点が中心でしょう。
しかし、ピアノの初見演奏とか移調奏とか、新曲視唱とか、オケスコアをピアノで弾くとか、聴音とか、色んな訓練が相互に働いて能力が伸びていくんです。思った音を書く力に繋がっていくんです。
まあ、そんな薀蓄よりも、作曲する人はいつかそのうちピアノ弾いたり指揮したり色んな場面に引っ張られるもんですから、そういうときに大いに役に立つという実用的なものですよ。とくに学外の現場なんかでは「ちょっとこれ音出してよ」とか「即興で伴奏つけてよ」とかよくあることですから…
>ソルフェージュの知識は必要なのでしょうか?
はて?ソルフェージュは「知識」を問うものではないと思いますが?
聴音や試唱の訓練のことですので、知識とはまたちょっと違う気が・・・
必要かどうかというより、音大の作曲科に合格するためにはソルフェージュの試験がありますし、音大の授業でも、多くの場合、必修科目になっているはずですし。そもそもその前に、ソルフェージュ能力が全くない状態ならば、作曲すら出来ないと思うのですが・・・。
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