今 ツェルニー50番の前半、バッハ平均律1巻を半分、
ベートーベンソナタを10曲以上ショパンのスケルツォやバラードも
コンクールで弾き入賞も数多くある中3のお子さんが進路で迷っています。
成績はあまりよくないそうですが
実技がある音楽科なら大丈夫と言っていました。
しかし本人が普通科にしたいとピアノはとりあえずやめるといいます。
とは言うものの普通科ですと大学受験などまず無理な学校に
なってしまい就職しか道がなさそうです。
もし音楽科に行けば多分一流音大にも行ける力がある子です。
金銭的にも問題もなく裕福な家庭のお嬢さんです。
もちろん本人の意思なのでどうしようもないのですが
なんだかもったいない気がします。
ヤマハグレードも4級を持ち聴音もよくできます。
もしお子さんや知り合いでそんな方がいたらどうアドバイスしますか?
そのようなお子さんが近くにいらっしゃって、「勿体無い」とお考えになるお気持ちも、良く解ります。ただ、音楽の世界は非常に厳しいですから…本人に「どうしてもやりたい!」という強いお気持ちが無いと、逆にとても辛い高校生活になってしまうと思います。
もし今の段階でピアノがかなり弾けても、本人の気持ちが今ひとつ…というようでしたら、無理に今の段階で音楽の道を選択してしまわなくても、後からでも、十分間に合います。一旦ご本人の希望通り、レヴェルは低くとも普通科に進学し、でもなるべくならピアノのレッスンは続けて頂く。
もし高校生活中にお考えが変わるようでしたら、音大受験に必要な「楽典・ソルフェージュ」をそれから準備しても間に合いますし(既に聴音も御出来になるそうですので…)…本当言うと、音楽大学受験の一般教科ってものすごく簡単な学校が殆どですから(笑)。既にピアノも弾けるしソルフェージュも出来るようでしたら、特に今音楽高校を選択するメリットって、そう多くは無いように見受けられました。
高校は普通科で、大学から一流の音楽大学に進む人も、結構多いですから。まずはご本人の今の時点でのご本人の希望と…あとは将来性をお考えになって。折り合い点をつけるのが賢明だと思います。
曲目を拝見させて頂いたところ、確かに将来有望な実力をお持ちだと思いました。
そんな子を目の前にして、「音楽の道に進んで欲しい」と考えるのは当然のことだと思います。
私が同じ立場だったとしても、少なからず1度はそう考えてしまうはずですから(笑)
しかし、第一に考えなくてはならないのはご本人の“意志”ではないかと。
どんなに才能や実力があったとしても、その子の意志及びやる気がなくては、音楽の道に進んでいくのは難しいでしょう。
他人がどう考えようと、実際にその道を進むのはご本人です。
勉強面・体力面から考えて、今はその子の目指すものに先が見えなかったとしても、自分で選んだ道なら頑張れるのではないでしょうか。
少なくとも、他人に勧められるがままに音楽を“やらされている”意識で勉強するよりかは。
それに、それほどの実力の持ち主なら、大きくなって考え方が変わることもあるかもしれませんよ?
まだ中3なんですから。大人なようですが、人生単位でものを見る力はまだまだなはずです。
これから色々なことを学び、感じ、成長し、真の意味で自分の将来と向き合えるときがやってくるかもしれません。
例えその日がやって来なかったとしても、“待ってあげる”優しさを持つことは大事なことです。
だから私は、その子の意見や考えを最優先で聞いてあげることが、最善ではないかと思います。
もちろん、あくまで私の考えです。一つの意見として目を通して頂ければ幸いです。
赤の他人が偉そうに、べらべらと申し訳ございません。しかし、少しでもお力になれたら、と。
本気で、人の人生・将来を考えてあげられる、それって凄いことだと思いますよ。
その子にとっても、その子を想うあなたにとっても、良い道が見つかることを願っています。
生徒さんは…身体は大人に近くても、まだ中学生の子供です
彼女の御両親に貴方の思いを相談してみるのが良いと思います
ちなみに、その年頃の女の子は…お洒落に興味を持ち“将来の夢、美容師さん!メイクの勉強したい”と言う子が多いです
現実的に将来の道を考える事がまだ出来ず、夢や流行りで進む道を考える子も多くいて
“友達と同じ学校に行きたい”という理由でも受験する学校を決めたりもします
夢を持つのは良い事ですし、美容師の道で成功する可能性も有るかもしれませんが‥‥
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