トロンボーンのなめらかなスライドの動きってどんなのですか?
スケールなどのパッセージを速いテンポで演奏する場合でのスライド捌きがよく分からないのですが、
プロの演奏家が演奏していると、スライドは常に動いている・・・というか、
あくまで感覚の問題ですが、あまりピンポイントの打点を意識して、その場所で止めるということをせず、
素早くかつなめらかに動かしている中で、ピンポイントでのポジションで息を吐いて、上手く音を当てているような感じがします。
あまりピンポイントで止めることを意識しすぎると、
動いているスライドを止める際に力がかかる、一旦止まったスライドをまた動かすのに力がかかる・・・など
無駄な動きにならないかという疑問があるのですが、
上手なスライド捌きってどんなものですか?
トロンボーンに限らず、金管楽器演奏の全般に言えることだと思いますが、音程は管の長さだけでは決まりません。
むしろ、アンブシュアが発生させる音程、さらに言えば奏者のソルフェージュ力に依存していると言って良いと思います。
それをベースに考えて頂くと分かりやすいと思うのですが、トロンボーンがスライドを動かしながら音を出す時に、厳密にポジションを取る必要はないでしょう。
もちろん、大体の位置は取れていないと、音程がバラバラになってしまうでしょうが、細かく見ると、センチ単位でずれていることも多いと思います。
しかし、それでも(ほぼ)正しい音程になるのは、ソルフェージュが出来ていて、アンブシュアで正しい音程を出せるため、音程がきちんと聞こえると言うのが本当のところだと思います。
ただし、やはり、正しい音程でいい音で吹くためには、やはり物理的に正しい長さの管を用意することが必要になりますから、普段の練習でスケール練習やアルペジオ等を沢山取り入れて、流れの中でも正しいポジションで、正しい音程を出せるようになることはやはり重要と言わざるを得ません。
スライドを動かすと言うことで思い出すのは、もう解散してしまいましたが、パリトロンボーン四重奏団のライブでの得意技だった、四人でスライドを絡ませて、ブラジリアンダンス組曲の速いパッセージを吹いて、まったくスライドが当たらないと言うパフォーマンスです。
これにはリラックスした右手の動きと共に強固な左腕と肩胛骨の安定を含めた骨格への理解無くしては出来ない芸当だと思います。
もちろん、パッセージの中で、いちいち音を出す為に止めたりする事は無く、流れの中で演奏していますが、音程があやしくなる様な事は絶対にありませんでした。
私もやりましたが、特に肩の周りから指先にかけての骨格をスポーツ医学的に勉強すると、得る所が大きいでしょうね。
ただ、私も身体が大きい方ではなく、6ポジションや7ポジションを吹くときには肩を前に出さなくてはならない為、1から6・7番に動かすと、どうしても動作が大きくなり、楽器も揺れてしまうんですよね・・・。
これを何とかするのが、現在の目標です。
(F管を使えば良いと言えばそれまでなのですが。)
お互い頑張りましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿